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​JP

SPATIAL DESIGN

Year / 2021

Client / 高橋 漠

東京の青山にあるSpiralで開催されたガラス作家高橋漠氏個展の空間デザイン。

 

高橋氏のユニークな形状の作品と不調和を起こしてしまわないようにシンプルなボックス形状で構成をした。色彩については、会場の特徴的なシルバーの壁面と引き立てあうように、鮮やかな色彩を持つ作品の世界をより魅力的に伝える背景となるように選択をした。通常この空間はクールな印象だが、壁面の霧のような反射を生かし、展示台の色で空間を彩ることで優しい印象となった。

作品の世界観にゆったりと浸ってもらえるように、展示台周りには十 分に空間を設け、回遊性を持たせた。また空間に対してわずかに斜め に配置することで、空間に動きをもたらし、同時に来場者に対して迎え入れるような印象を生むようにした。

期間限定の展示による廃棄を最小限に抑えようと、今展示以外の活用方法を提示したところ、展示台の半数はSpiralに残りは別のギャラリーに購入いただき会期終了後も引き続き活用されている。

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Concept, Design: 荒木 宏介

​Research and Development, Production: 野口 紘一

​Typography: 井上 貴裕

​Photography: 荒木 宏介

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